外科

待合室3

外科は、骨や筋肉に関することは整形外科、頭に関することは脳外科、心臓に関することは心臓外科、肺に関することは呼吸器外科、乳房に関することは乳腺外科など、専門性によって細かく科が分かれます。また、外傷などによる体表の傷やお腹の手術を行う(消化器外科)外科を総称して一般外科と呼ぶこともあります。

一般の方にとって、自分がどこの科にかかったら良いものなのか、手術をする必要があるのか、を判断することはとても難しいことだと思います。どうぞお気軽に当院までご相談ください。

外傷(けが)

◆切り傷
切り傷は、傷の深さや状態によって、縫わなくても良い場合、縫った方が良い場合があります。
初期の治療により、治るまでの期間が大きく変わることもありますので、初期の見極めがとても大切です。
◆擦り傷
多少の擦り傷があっても、放っておいていませんか?
ガーゼを剥がすとカサブタも一緒に剥がれてしまい、痛い思いをしたり、なかなか治らなかったり、傷あとが残ってしまったりした経験はありませんか?
擦り傷は、初期の治療がとても大切です。こんなささいな事で病院にかかっても良いのか?と考えずに、是非ご相談ください。
◆打撲、捻挫
打撲や軽い捻挫は、通常は患部の安静を保っていれば改善していきます。
しかし、腫れや痛みが強い場合には骨折の可能性もあるため、レントゲンで確認をすることをお勧めします。
◆やけど
やけどはその深さによって重症度が分類されており、治療方針が異なります。やけどをした範囲が広ければ、特にお子様などでは脱水に陥りやすく、点滴などの処置も必要になることがあります。
夏の“日焼け”などは、やけどの深さは浅くても、範囲が広いため注意が必要です。
やけどをしてしまったら、患部をすぐに流水で冷やしましょう。最低でも15分は冷やし続け、熱損傷が深部に及ぶのを食い止めます。その後はすみやかに医師の診察を受けるようにしましょう。
◆しこり、できもの
気になる「しこり」や「できもの」はありませんか?
体表にできる腫瘤(しこり・できもの)の中には、頻度は多くありませんが悪性のものも存在します。
また、良性のものでもどんどん大きくなったり、放置していると感染を起こし、治療に時間がかかる場合もありますので、ご相談ください。
◆咬み傷
犬や猫に限らず動物の歯には多くの雑菌がいます。そのため、動物による咬み傷は高率に感染を起こし、治るのにも時間がかかります。小さな指先の傷から腕全体が腫れ上がってしまう事もあるため、傷の大小にかかわらず、まず病院で診てもらいましょう。

乳腺疾患

以前、乳腺外科は一般外科に含まれることが多かったのですが、最近では乳腺の専門家が増え「乳腺外科」として独立した科となってきました。専門家が多くなるのは良い傾向ですが、その数は決して十分ではありません。大学病院や専門病院などの限られた施設でないと一般的な乳房の診察ですら引き受けて貰えなくなってきているというケースもあるようです。

乳房の病気を症状で分類すると、大きく分けて下記のように分類できると思います。

  1. ① 痛みを感じるもの
  2. ② しこりを触れるもの
  3. ③ 痛みとしこりの両方
  4. ④ 異常な分泌を認めるもの

上記の①~③で、臨床において良く遭遇する疾患を下記は下記の通りです。

◆乳腺炎
乳腺内で細菌が繁殖し、炎症を起こす病気です。
痛みを伴い、時に38度以上の発熱を認めます。特に授乳期に多く認められます。
通常は抗生物質の投与で改善しますが、中には皮膚を切開して膿を出す場合もあります。
◆乳腺症
ホルモンの分泌の不均衡によって起きると考えられており、閉経すると症状は徐々に軽快していきます。
特に生理前に増強する両側の乳房の痛みが主症状で、しこりを伴う事もしばしばあります。
◆乳房のしこり
しこりと言っても、「乳腺炎」や「乳腺症」もしこりとして感じますし、乳腺ではなく乳房の皮下にできたしこりの事や肋骨のでっぱりを「乳房のしこり」と思っていたという場合もあります。
乳腺内に出来る腫瘤は、年齢によって異なりますが、乳がんよりも線維腺腫(せんいせんしゅ:良性腫瘍)や 嚢胞(のうほう:水のたまり)といった良性の疾患の方が多く認められます。
当院で全ての診断や治療が行える訳ではありませんが、乳腺の専門機関にかかる機会をなかなか作ることが出来ずに悩んでいるようでしたら、一度ご相談ください。方向性を定める第一歩としてご活用いただければと考えています。

消化器疾患(手術が必要となる急性疾患)

以前は手術でなければ治すことの出来なかった病気を、薬や内視鏡、カテーテルなどを用いることによって治すことが出来るようになってきました。もちろん、未だに手術でなければ治すことの出来ない病気や、タイミングを逃すと生命を脅かす病気も多く存在します。手術の必要性を一般の方が判断するのは、とても難しいことだと思います。我慢せずに、早いタイミングでご相談ください。

◆脱腸 (鼡径(そけい)ヘルニア)
乳幼児期と中年以降によく見られる病気です。下腹部から鼡径部(足のつけ根)が膨隆したり、しこりのようなものを触れることのある病気です。
手術をしなくても済む場合もありますが、放っておくと脱出した腸管が壊死してしまう事もあり、痛みを伴う場合には注意が必要です。高齢の方は、諦められていらっしゃる方も多いようですが、決して治療が出来ないという事はありません。当院までご相談ください。
◆盲腸
お腹が痛くなる病気の中で、最も有名な病気の1つではないでしょうか?
典型的な症状は心窩部(みぞおち)の痛みに始まって、徐々に痛みが右の下腹部に移動してきます。よくある病気として一般の方にも知られる盲腸ですが、こじらせると非常に厄介な病気で、盲腸が原因で命を落とされる方もいらっしゃいます。右の下腹部が痛くなるような事がありましたら、我慢せずに早い段階でご相談ください。
◆腸閉塞
腸閉塞の症状としては吐き気、腹痛、腹部の張り感などです。このような症状がありお腹の手術を受けたことのある方は 早めの受診をお勧めします。
頻度が高い原因は、お腹の手術を受けたことのある方に起きる腸管の癒着(ゆちゃく)によるものです。
最も危険なのは絞扼性(こうやくせい)イレウスといって、腸管の血流障害を伴うタイプの腸閉塞です。これは、急激に症状が進行し放っておくと生命の危険性もあるため、早期の診断と手術が必要となります。
◆腹膜炎
腹膜炎は様々な原因によって起きる腹膜というお腹の臓器を包んでいる膜に波及した炎症の事を言います。
症状は腹痛で、多くは今までに経験のしたことの無いようなお腹の痛みを伴います。時間単位で命取りとなりますので、そのような症状を経験したらすぐに受診をしなければなりません。
原因としては腹部のどこかの消化管が破れて、消化管の内容が腹腔内に漏れ出した場合や、子宮や卵巣を含めた腹腔内の臓器に非常に強い炎症を伴う場合に見られます。

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当院の診療について

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